Chisato Blog

低翼型人力飛行機の設計を中心に私が発見した面白いことを書いていきます。急速なのでシートベルトをお締めください。

2022年辞退の真相

おはようございます。こんにちは。こんばんわ。

 

今回は、某チームの2022年大会辞退のワケを思うがままに書いていこうと思います。

 

今回は、現役から聞いた内容すべてを

自由に書いていければなと思います。

 

某チームが大会辞退に至った理由として

 

・学生が適切な判断をできなかったこと

・設計者をチームから消したこと

・大学から一定の条件が課されたこと

 

以上、3点が主な理由となります。

 

1点目は、

チーム内に所属する学生が適切な判断ができなかったこと。

この文のままです。

 

なぜできないかいえば、現在もチームが所属する大学の支援団体から求められる提出書類などが理不尽なほど負担が大きいことが挙げられます。

人力飛行機の活動は一部過酷さがあるがゆえ、学生の学業にも影響を及ぼす可能性もあります。それに加えて支援団体への提出書類が大量にこなさなければならないとなると負担はかなり大きいことが理解していただけるかと思います。

支援されている側としては正直大学の支援団体に意見を言うのはかなり難しく、例え意見を聞いてもらえても1大学の職員、教員であるため全く問題提起を起こさない、変化を嫌う実態があります。また、一部の職員は今になっても学生に対してハラスメントとも取られる発言を平気で行います。(ハラスメント実行委員会があるにも関わらず実態として大学職員、教員のハラスメントは報道として出ないと認められない背景があります)

こういう状況下にあるチームがゆえ、適切な判断に対し、大きな影響を及ぼすことが挙げられます。

 

 

2点目は、

とある事情により、製作中の機体の設計主任がチームから解雇されたことです。

なぜこのような事態が起きたか、今の現役には考えようもないことだと思いますが、その当該者はもともと大会への出場は5月末から6月中旬までに辞退をする前提でと考えていました。

ぶっちゃけ大会の書類提出(同年2月頃)の前段階で辞退に関しては大まか決まっていただけに、実際に合否が通知され出場まで持っていくというのはかなりチームとしては悪循環に浸ってしまうっていうのは目に見えていました。

この一件を経緯まで理解をしていた当時の次期代表は(4月で今年は代替わり)自分の理想からかなりずれが生じていたのか、設計者の存在が鬱陶しくなっていたがため、気軽にチームメンバーを解雇する決断になっていたのかなって思います。

設計主任が解雇された後はチームに所属していた設計はフェアリング設計のみとなり、主任の代理には、1つ下の学年が急遽臨時で当時の代表から勝手に任命され、製作中の機体について全く把握できていない状態で肩書きとして任命されました。当時の代表からは以降大変理不尽な目に遭わされていたみたいです。

 

 

3点目は、

これが実質大きな権力が働いたと言っても過言ではないかなって個人的に考えます。

それは大学として当時関わっていた教授、一部の大学職員から、これまでの経緯を含め、チーム運営(試験飛行において)に関して大きな危険が生じると考えられたため、大学側から大会出場に対し、一定の条件が設けられました。

 

その条件とは、

・期日(6月中旬)までに機体を完成させ、飛行試験を行うこと。

・大会前までのに飛行試験にて機体をジャンプさせ、

 定常飛行と言える段階まで持っていくこと。等

 

以上の条件を課せられました。

結果としては、大会直前(1週間前)までに定常飛行の実現ができず、試験飛行でさえ、大学側から規定の人数を指定される事態まで発展し、出場辞退という過去チームとしてあまり前例のない異例の決断をせざるを得ない状況だったのかなって思います。

また今(2022/11/7時点)も状況は悪化し、代表はチームから抜け、今年度に入って2度も代表が代わる異例の自体に見舞われながら、悪循環のサイクル真っ最中のチームのお話でした。

 

今後は、諸々の前段階から私が経験した内容を含め、少しずつ噛み砕いていきます。

 

*コメント等積極的にいただければと思いますので、こちらもよろしくお願いします。